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「治癒魔法の間違った使い方」1巻の感想。

 ▶【治癒魔法の間違った使い方(1巻)】

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 ▶【基本情報】

世界観

異世界ファンタジー

ジャンル

バトル/コメディ

ハーレムの有無

有り/小規模

ケモナー要素

有り/モフモフ

主人公の職業

治癒魔法使い

原作/漫画

くろかた/久我山レキ

発売元

角川コミックス・エース

定価

580円(税別)

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 ▶【冒頭のあらすじ】

平凡な高校生活を過ごす「兎里 健(うさと けん)」は、何の変哲もない日常に少し飽き気味だった。

とある雨の日、傘を忘れた健は学校の玄関口で雨が止むのを待っていた。そこに生徒会副会長の「龍泉 一樹(りゅうせん かずき)」と、会長の「犬上 鈴音(いぬかみ すずね)」が現れる。

文武両道にして、才色兼備な鈴音。整った顔に誠実な人格を持つ一樹。

自分には関係ないと思いつつ眺めていると、一樹が傘を持っていない健に気付き、傘を貸してくれることに。

流れで一緒に帰路につくことになった三人。色々と話しながら歩いていると、突然鐘の音が響く。どこで鳴っているのかを確認しようとしたその瞬間、足元に魔法陣が現れ三人とも異世界に転移させられてしまう。

召喚された先は、異世界「リングル王国」の玉座の間。魔王に対抗するために勇者を異世界召喚したと王は告げた。

しかし、勇者として召喚されたのは、「一樹と鈴音」の二人だけであり、健は二人に巻き込まれて召喚されてしまったことが判明する。

 ▶【感想】

面白い!よくある異世界転移の話ではあるが、主人公は勇者ではなく「治癒魔法使い」。勇者の二人も、良い性格(キャラ)で印象が良い。

学校だと沈着冷静な鈴音だが、異世界にいくことで「好奇心旺盛なお茶目キャラ」という本性が判明するし、イケメンで誠実で通っていた一樹は、異世界あるあるの「実は腹黒だった!」ということではなく、友達想いの本当に「顔と心がイケメン」だったことも判明する。

「仲間が数人いると悪役に回る物語」が多い中、出てくる主人公が優しくて頼りがいのある人ばかりという点だけで、我輩的には高ポイントですな!

もうひとつ面白い点は、「治癒魔法使い」という後衛ジョブのはずなのに、訓練が勇者よりも過酷だというところ。なぜそうするのかには伏線がありそうです。

1巻の最後は、『勇者二人が危機に陥った未来』が見えるシーンで終わるので、この後どうなっていくのかが凄く気になりますぜ!!(゚∀゚)

『ファンタジー/頑張る主人公/コメディ』が好きな人にお勧めできる作品です!

気になった方は、「電子書籍など」で立ち読みしてみては如何かな?!